少子化対策!!
前回触れました日本このままで大丈夫か??
今回は少子化対策について触れてみます。
・国が新しく「少子化社会対策大綱」を2020年5月29日に閣議決定しました。
・基本的な目標として「希望出生率1.8」の実現を掲げ、目標実現に向けて具体的な道筋を示す。
ちなみに2019年の特殊出生率は1.36でした。合計出生数は過去最低の865,234人。
主な施策
①結婚支援
地方公共団体が行う総合的な結婚支援の一層の取組を支援
②妊娠・出産への支援
不妊治療の費用助成を行うとともに、適応症と効果が明らかな治療には広く保険適用し、支援を拡充
③男女共に仕事と子育てを両立できる環境の整備
男性の育休取得促進策を講じた上で、育児休業給付について、その充実を含め、効果的な制度の在り方を総合的に検討
④地域・社会による子育て支援
保護者の就業の有り無しに関わらず多様なニーズに応じて、すべての子育て世帯が、それぞれ必要とする支援にアクセスでき、安全かつ安心して子供を育てられる環境を整備
⑤多子世帯への支援を含む経済的支援
児童手当について、財源確保の具体的方策と併せて、子供の数や所得水準に応じた効果的に給付のあり方を検討
上記5点を現在国が示している施策です。
詳細はこちらから。
少子化対策の現状
2019年の特殊出生率1.36で合計出生数は過去最低の865,234人。
2005年の最低を記録した合計特殊出生率1.26からは、0.1向上しましたが、
まだまだ目標の1.8には程遠いですね。
世界の先進国から見ても日本はかなり特殊出生率が低いことがわかります。
少子化がどんどん進んでいます。
しかしアジア地域の2018年で見ると日本は少しづつですが、回復しておりその他、特に韓国に関しては0.98とかなり低い水準を記録しています。これは人類史上初めて1を割り込んでいます。今年から韓国では人口減少しています。
最後に
個人的に期待できそうな少子化対策があったので、実現したらいいなと思ったので紹介します。
現在の少子化担当大臣が
「第2子からは月3万円、第3子以降は月6万円を給付するぐらいの大胆な経済的支援策があっても良いと思っている」と発言していました。
3人子供がいる家庭は、月に10万円が支給されます。
1年に120万です。
かなり効果大きいとおもいます。
是非期待したいです。
日本このままで大丈夫か??
日本の少子高齢化は現状どのように進んでいるのか2020?
現在日本(2020年)の人口は、1.25億人います。
そのうち19歳以下が2,072万人(17%)
20歳から64歳が6,841万人(55%)
65歳以上(高齢者)が3,619万人(29%)
20歳から64歳の6,841万人が子育てをして、更に高齢者を支える。
65歳以上の方ひとりを20歳から64歳の方1.89人で支えることになります。
→50年後(僕は77歳です。)
2065年人口は、8,808万人と予測されています。
今より3,500万人人口が減ると思われます。
とんでもないですね、、、
そのうち19歳以下が1,237万人(14%) 現状比較 -835万人
20歳から64歳が4,189万人(48%) 現状比較 -2652万人
65歳以上3,381万人(38%) 現状比較 -238万人
全体の総人口が減少して、なおかつ若者が減っていくのがわかります。
50年後は、65歳以上の方ひとりを20歳から64歳の方1.23人で支えることになります。
激ヤバです!!
少子高齢化の加速により、未来を担う年少人口は1割程度しかおらず、
高齢者人口が4割近くを占める未来が今後の日本を待っています。
次回少子化の取り組みにも触れてみたいと思います。
熱中症ゼロへ
そもそも熱中症とは?
熱中症とは、高温多湿の環境によって引き起こされる体調不良の状態の総称のこと です。 これは夏などの暑い環境に体が適応できなくなることによって起こります。そして、熱中症の種類としては 日射病 、 熱痙攣(ねつけいれん) 、 熱疲労 、 熱射病 などがあります。
なぜ熱中症になるのか?
気温が高い場所や、湿度が高い場所にいると、体温調節機能が上手くはたらかず、体の中の熱を外に逃がすことができなくなってしまい、体の中に熱がこもって体温が上がったり、急にたくさんのあせをかいたりして、体内の水分や塩分が失われてしまいます。
だんだんと体の調子が悪くなって、頭痛や目まい、吐き気といった症状がでてくる。
熱中症のサイン
汗をかかなくなる
呼吸が浅くなったり、はやくなったりする
顔が赤く・熱くなる
水を飲むことができなくなる
顔色が悪くなる
手足がふるえる
こむら返りがある
※こむら返り・・・ふくらはぎがつること
頭痛
吐き気
コロナを含めた熱中症対策
(1) マスクの着用について
マスクは飛沫の拡散予防に有効で、「新しい生活様式」でも一人ひとりの方の基本的な感染対策として着用をお願いしています。ただし、マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。
したがって、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。外出時は暑い日や時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。
(2) エアコンの使用について
熱中症予防のためにはエアコンの活用が有効です。ただし、一般的な家庭用エアコンは、空気を循環させるだけで換気を行っていません。新型コロナウイルス対策のためには、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要があります。換気により室内温度が高くなりがちなので、エアコンの温度設定を下げるなどの調整をしましょう。
(3) 涼しい場所への移動について
少しでも体調に異変を感じたら、速やかに涼しい場所に移動することが、熱中症予防に有効です。一方で、人数制限等により屋内の店舗等にすぐに入ることができない場合もあると思います。その際は、屋外でも日陰や風通しの良い場所に移動してください。
(4) 日頃の健康管理について
「新しい生活様式」では、毎朝など、定時の体温測定、健康チェックをお願いしています。これらは、熱中症予防にも有効です。平熱を知っておくことで、発熱に早く気づくこともできます。日ごろからご自身の身体を知り、健康管理を充実させてください。また、体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。
まとめ
コロナでマスクをしなければいけないし、熱中症も心配なので、マスクなんてはずしたい所ではありますね。
現場では、マスク着用と言われますが、作業中についてははずしてもいいと言ってくれるゼネコンが多いです。
現場としても、熱中症患者が出るのも嫌ですからね。
無理せずこまめに休憩することが一番の熱中症対策です!!!
ご安全に。
あなたの家は地震に耐えれますか??
自分の住んでいる家は、大地震が来ても耐えれますか???
いま一度大地震が来る前に我が家が地震に耐えれるか、調べてみましょう。
自分で耐震性を確認できるように、国土交通省が監修している、問診票があります。
「誰でもできる我が家の耐震診断」←ぜひやってみてください。
①建てたのはいつ頃ですか?
→1981年6月以降であれば建築基準法が改正され、耐震基準が強化されいるそうです。
②いままでに大きな災害に見舞われたことはありますか?
→外見ではわからないダメージを蓄積している可能性があるため、専門家のによる調査が必要です。
③増築について
→既存部の適切な補修・改修・増築部との接合をきちんと行っているかどうかがポイントです。
④傷み具合や補修・改修について
→柱・床が傾いていないか、建具の建付けが悪くなっていないか、白蟻の被害にあっていないか、特に建物の北側、ふろ場廻りは、念入りに調べましょう。
⑤建物の平面はどのような形ですか?
→自宅の1階平面形をみて整形な建物は、欠点も少なく地震にも強い形です。
⑥大きな吹き抜けがありますか?
→一辺が4m以上の大きさの吹き抜けがある場合は、建物をゆがめる恐れがあります。
⑦1階と2階の壁面が一致しますか?
→2階の壁面が1階の壁面と一致していれば、2階の地震力はスムーズに1階壁に流れます。
⑧壁の配置はバランスがとれていますか?
→壁の配置が片寄っていると、同じ木造住宅の中でも壁の多い部分は揺れが小さく、壁の少ない部分は揺れが大きくなります。
⑨屋根葺材と壁の多さは?
→瓦は優れた屋根葺材です。しかし、やや重いため採用する建物ではそれに応じた耐力が必要です。
⑩どのような基礎ですか?
→鉄筋コンクリートによる布基礎・べた基礎・杭基礎のような堅固な基礎は、その他の基礎に比べて同じ地盤に建っていても、丈夫です。
これらの10個の質問に答えて採点していきます。
診断の目的
この耐震診断は、ご自宅の耐震性能の理解や耐震知識の習得を進めていただき、耐震性の向上を図るための耐震改修に向けて、より専門的な診断を行う際の参考にしていただくことを目的に作られました。お住まいになっている住宅について、住んでいる方がご自身で住宅の耐震診断を行い、住宅のどのようなところに地震に対する強さ、弱さのポイントがあるかなどがわかるようにできています。
更に専門家に聞きたい方は?
耐震診断士(建築士)という資格を持った人がいるので聞いてみましょう。
建設現場における労働者の著しい高齢化・若年層の減少
建設現場における労働者の著しい高齢化・若年層の減少
日本では、高齢化社会に突入しており、若年層の労働者確保がどの業界でも難しくなっています。
人口減少により
①経済の衰退
GDP減少、中小企業倒産、人口の都市圏集中、消滅都市の増加
②社会福祉の崩壊
40年後は5人の労働者が3人の高齢者を支える構図
③労働力の奪い合い
企業による優秀な学生の奪い合い
若者のライフスタイルが変化
④介護離職者の増加
年間10万人超え
上記のようにこれからの日本の将来は暗いですね。
これからの時代に必要な働き方
①なるべく男女とも働く
優秀な人材の労働力確保のためには、女性もどんどん社会進出が大事である。
②なるべく短時間で効率的に働く
1人当たりのGDPの向上
育児・介護や消費活動のために、個人や家庭に時間を返す。
③なるべく多様な働き方を認める
いろんな人が活躍できる労働環境の整備
④高齢者にもどんどん活躍してもらう
多種多様な働き方が必要で、仕事の効率化をさらにUPさせることが重要である。
建設投資と就業者の減少を国土交通省のグラフで見てみましょう
出典:国土交通省「建設投資見通し」・「建設業許可業者数調査」、総務省「労働力調査」
この20年で建設投資は半減。
就業者数は3割減。
ここで問題なのが、
建設業界は、著しい高齢化・若年層の減少。
これからの建設業界の目標
①2025年までに(今後5年間で)
34歳以下の新規入職者90万人(そのうち女性20万人)
②生産性向上による省人化35万人
さらに建設業界が魅力ある業界になること
①賃金改善
これは人間が働く上で最も重要視するところではないのでしょうか。
②社会保険加入促進
製造業に比べても加入率が低いのでもっと加入率をあげる。
③休日・労働環境の改善
大手ゼネコンは、かなり休日が増え、現場も綺麗で働きやすくなってきている。
※あくまで現場ごとによって違うので一概には言えないが、、、
④女性の活躍促進
まとめ
いまの建設業界は、
労働者の著しい高齢化・若年層の減少
かなり深刻に考えています。
賃金問題や労働環境はどんどん改善されていくと思います。
若い人には、チャンスだと思います。
現場監督が持つべき資格
建築現場監督が持つべき資格とは?
とは言っても、建築現場は住宅からマンション、工場、病院など規模は様々です。
なので、転職や就職の有利な資格も含めてみていきます。
※あくまで個人的主観です。
一番は一級建築施工管理技士!!
これさえあれば無敵といっても過言ではありません。
試験勉強も一級建築士ほど難しくないので指定の実務経験さえつめば独学でも合格は可能です。
工事の現場では※4000万以上の工事は監理技術者の資格保持者が必要となりますが、
まさに一級建築施工管理技士取得後、監理技術者講習受けるだけで監理技術者になれるので、現場規模関係なく請け負うことが可能になるので会社はこの資格持っている人はかなり重宝されます。
※金額は工事の規模建築一式かどうかによっても変わります。
二番目は二級建築施工管理技士!!
この資格は主任技術者として活躍できます。
建設業許可を取得している業者は、原則工事代金の金額の大小にかかわらず、主任技術者を配置しないといけないので、幅広く活躍できます。
しかし住宅などの公共性のない工事では、専任義務はないので住宅の現場監督は、あまり必要ないかもしれません。
まとめ
一級建築士を持っている現場監督をたまに見ますが、はっきりいって現場監督するのには、必要ないですね。将来設計になりたいと考えてる人は必要ですが。
建築現場監督をやりたい人は、是非一級建築施工管理技士を目指してください。
私の保持資格は、二級建築士、一級建築施工管理技士、監理技術者、車両建設機械特別教育、高所作業車技能講習、職長・安全衛生責任者、フルハーネス型安全帯使用作業特別教育、足場の組立解体または変更の作業特別教育
ゼネコンなどと仕事する会社は、たくさん資格あると有利なのでぜひたくさんの資格取りましょう。