現場監督 平均年収は!?
現場監督の平均年収ってどれくらいなのでしょうか?
まず日本の一般労働者の平均給与を見てみましょう!
国税庁にも載ってるので是非ご参考に。
1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は 441 万円
男女別にみると男性 545 万円 、女性 293 万円
こうやってみるとかなり平均年収思ったより高いですね。
産業別はどうでしょうか?
建設業は平均給与は502万円だそうです。
平均賞与が70万円
平均給料・手当432万円
給与取得者の平均に比べると61万円ほど平均よりは高い業界といえるでしょう。
やはりインフラ業界の電気、ガス、熱供給、水道業が平均759万円とかなり高いですね。
では本題の現場監督は???
現場監督の平均月給 32.0万円
年収 571万円
やはりスーパーゼネコンはかなり給与は高いようです。
建設業界もその他業界に比べても給与は比較的高いと思います。
その中でも現場監督はさらに高いですね。
人手不足でこれからどんどん貴重な存在になるのでは??
建築の現場監督はなにしてる?
建築の現場監督はなにしてるの??
実際現場を知らない人は現場監督はどんな仕事をしてるかわからないですよね。
おおまかに下記の通りです。
①工程管理
②品質管理
③コスト(原価)管理
④安全管理
①工程管理
・工程表の作成
これはお客さんの要望も踏まえて工事の完了可能の工期を工程表として作成します。
・日々の進捗状況の確認
工程通り進んでいるかを随時確認します。
・たくさんいる職人さんの作業間調整
ひとつの業者さんならいいのですが、現場にはたくさんの多種多彩の職人さんが出入りします。
その職人さん達が作業できるように監督が調整します。
※工程管理は現場の舵取りといっても過言ではありません。
工程表を現場の職人さん達は動くのでしっかりとした工程表を作成すればスムーズに現場は進んでいくことでしょう。
②品質管理
・材料の品質
実際使用する材料がどのくらい量が入ってきて、所定の品質が確保されているかチェックします。
・施工品質
コンクリートなどでは打設してしまうとどのように鉄筋が配筋されたかわからなくなってしまうので、写真など記録に残してチェックします。
※設計図書通りの品質を満たしているかどうか品質試験などを行ったりします。
③コスト管理
・人件費
実際かかる現場監督の給料や外注費などです。
・材料費
鉄骨や鉄筋から様々な材料のコスト管理します。
※予算オーバーにならないように管理を行い、会社に利益を残すことが大事です。
現場を終わらせればいいわけではありません。
④安全管理
・ATKY(アタックケイワイ)危険予知活動
職人さんが自分たちの作業の危険作業などを認識し、安全に行動してもらうために
ATKYなどを行います。
・災害防止協議会
職人さんの会社の社長さんや安全担当者を現場に呼んだりして、事故を起こさないように一丸となって取り組みます。
※現場で職人さんたちがケガしないように安全環境を整えることも監督の仕事です。
現場は事故が起こりやすい危険な場所です。
現場監督として安全への意識を高めましょう。
まとめ
現場監督は帰りが遅くて大変とネットなどでも書かれていますが、、、
その通りですね。現場でミスをすれば職人さんに怒られたり、品質に関してもちゃんと
した物をお客さんに渡さないといけない責任感。
夜おそくまで書類整理や図面作成など。
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そんな建設業界も今働き方改革で少しづつですが、労働環境が改善されてきています。
女性の現場監督も増えてきているので、もっと労働環境が見直されるはずです。
なんといっても人手不足の建設業界。
これから貴重な存在になると思います。現場監督。
SRF工法とは?
SRF工法とは?
なじみのない用語ですね。
私も最近聞いた用語です。
簡単に言うと耐震工法のひとつです。
高延性材(包帯)をRC造のコンクリートの柱や壁に巻き付けるだけ。
さらに木造住宅にも使用可能だそうです。
メリット
・コストパフォーマンスが良い
柱1本 約30~70万(解体、仕上げ等除く)
・工期が短い
・想定を超える大地震でも大丈夫
・施工性が良い
工事で粉塵、臭気、騒音がないのでいながら工事可能
デメリット
・どこの業者でもやれるわけではない
構造品質保証研究所(SQA)のSRF研究会の会員の業者ではないと行えないみたい。
他は見当たりません。
実際におきた大地震の時はどうだった?
仕上げも含めて被害なし!!
東日本大震災発生時には、関東北部から東北地方の震度6以上地域に約60件のSRF工法の施工実績があったが、問題が生じた事例はなく、仕上げの被害もなかったそうです。
気になった方はどうぞ↓