建設現場における労働者の著しい高齢化・若年層の減少
建設現場における労働者の著しい高齢化・若年層の減少
日本では、高齢化社会に突入しており、若年層の労働者確保がどの業界でも難しくなっています。
人口減少により
①経済の衰退
GDP減少、中小企業倒産、人口の都市圏集中、消滅都市の増加
②社会福祉の崩壊
40年後は5人の労働者が3人の高齢者を支える構図
③労働力の奪い合い
企業による優秀な学生の奪い合い
若者のライフスタイルが変化
④介護離職者の増加
年間10万人超え
上記のようにこれからの日本の将来は暗いですね。
これからの時代に必要な働き方
①なるべく男女とも働く
優秀な人材の労働力確保のためには、女性もどんどん社会進出が大事である。
②なるべく短時間で効率的に働く
1人当たりのGDPの向上
育児・介護や消費活動のために、個人や家庭に時間を返す。
③なるべく多様な働き方を認める
いろんな人が活躍できる労働環境の整備
④高齢者にもどんどん活躍してもらう
多種多様な働き方が必要で、仕事の効率化をさらにUPさせることが重要である。
建設投資と就業者の減少を国土交通省のグラフで見てみましょう
出典:国土交通省「建設投資見通し」・「建設業許可業者数調査」、総務省「労働力調査」
この20年で建設投資は半減。
就業者数は3割減。
ここで問題なのが、
建設業界は、著しい高齢化・若年層の減少。
これからの建設業界の目標
①2025年までに(今後5年間で)
34歳以下の新規入職者90万人(そのうち女性20万人)
②生産性向上による省人化35万人
さらに建設業界が魅力ある業界になること
①賃金改善
これは人間が働く上で最も重要視するところではないのでしょうか。
②社会保険加入促進
製造業に比べても加入率が低いのでもっと加入率をあげる。
③休日・労働環境の改善
大手ゼネコンは、かなり休日が増え、現場も綺麗で働きやすくなってきている。
※あくまで現場ごとによって違うので一概には言えないが、、、
④女性の活躍促進
まとめ
いまの建設業界は、
労働者の著しい高齢化・若年層の減少
かなり深刻に考えています。
賃金問題や労働環境はどんどん改善されていくと思います。
若い人には、チャンスだと思います。