建築の現場監督はなにしてる?
建築の現場監督はなにしてるの??
実際現場を知らない人は現場監督はどんな仕事をしてるかわからないですよね。
おおまかに下記の通りです。
①工程管理
②品質管理
③コスト(原価)管理
④安全管理
①工程管理
・工程表の作成
これはお客さんの要望も踏まえて工事の完了可能の工期を工程表として作成します。
・日々の進捗状況の確認
工程通り進んでいるかを随時確認します。
・たくさんいる職人さんの作業間調整
ひとつの業者さんならいいのですが、現場にはたくさんの多種多彩の職人さんが出入りします。
その職人さん達が作業できるように監督が調整します。
※工程管理は現場の舵取りといっても過言ではありません。
工程表を現場の職人さん達は動くのでしっかりとした工程表を作成すればスムーズに現場は進んでいくことでしょう。
②品質管理
・材料の品質
実際使用する材料がどのくらい量が入ってきて、所定の品質が確保されているかチェックします。
・施工品質
コンクリートなどでは打設してしまうとどのように鉄筋が配筋されたかわからなくなってしまうので、写真など記録に残してチェックします。
※設計図書通りの品質を満たしているかどうか品質試験などを行ったりします。
③コスト管理
・人件費
実際かかる現場監督の給料や外注費などです。
・材料費
鉄骨や鉄筋から様々な材料のコスト管理します。
※予算オーバーにならないように管理を行い、会社に利益を残すことが大事です。
現場を終わらせればいいわけではありません。
④安全管理
・ATKY(アタックケイワイ)危険予知活動
職人さんが自分たちの作業の危険作業などを認識し、安全に行動してもらうために
ATKYなどを行います。
・災害防止協議会
職人さんの会社の社長さんや安全担当者を現場に呼んだりして、事故を起こさないように一丸となって取り組みます。
※現場で職人さんたちがケガしないように安全環境を整えることも監督の仕事です。
現場は事故が起こりやすい危険な場所です。
現場監督として安全への意識を高めましょう。
まとめ
現場監督は帰りが遅くて大変とネットなどでも書かれていますが、、、
その通りですね。現場でミスをすれば職人さんに怒られたり、品質に関してもちゃんと
した物をお客さんに渡さないといけない責任感。
夜おそくまで書類整理や図面作成など。
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そんな建設業界も今働き方改革で少しづつですが、労働環境が改善されてきています。
女性の現場監督も増えてきているので、もっと労働環境が見直されるはずです。
なんといっても人手不足の建設業界。
これから貴重な存在になると思います。現場監督。